専門職業人としての臨床実践能力や倫理観を持ち
質の高い看護ケアを提供できる自律した看護師を育成します
セル看護方式は導線の無駄を省き、看護師が担当のブロックに分かれ、原則等しく患者を受け持つ方式です。従来のナースステーションを起点とした情報収集やカンファレンスではなく、ベッドサイドを起点とした業務運用を基本としています。
当院ではナースステーションと病室間を何度も往復しないよう、カートに物品を詰め込んだり、病室周囲に棚を設けたりして、少しでも患者のそばにいる時間を確保できるように工夫しています。
当院の部署編成は、急性期病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハ病棟・HCU・手術室・外来・透析と機能が分かれていることから、新人看護師の技術習得が病棟の特殊性で偏らないようにすることを目的に、約18日間のローテーション研修を導入しています。
部署ごとに異なる患者さんの特徴、健康段階や疾患、治療の特徴を知ることができ、多くの患者さんや職員に関われることでコミュニケーション能力も養うことができます。
また、自分に適した現場を発見することで、配属後も意識高く仕事を継続できます。