2022年11月20日(日)、第41回大分国際車いすマラソン大会が開催されました。
当院からは医療サポートとして、リハビリテーション科統括部長の黒木医師が大会医療統括責任者を務め、医務担当として中村理事長と病棟看護師2名が、大分市営陸上競技場内に設置されたテント内で選手たちの救護に当たりました。
大分国際車いすマラソン大会は、当院創設者でもある中村裕博士からの「世界初の車いす単独のマラソン大会を」という提唱により1981年にスタートし、これまでに78の国と地域から延べ約1万1800人が参加しています。
今大会は、新型コロナウイルスの影響で制限していた一般海外選手の参加が解禁され、国外12カ国を含む158人の選手が出場。また、沿道での声出し応援も可能となったこともあり、多くの市民らが沿道に駆け付け、選手たちに大きな声援やたくさんの拍手を送り大会を盛り上げていました。
大分国際車いすマラソン大会には、パラリンピックに出場するようなトップレベルの選手から自己記録に挑戦する選手まで、多くの選手が出場しています。選手たちは車椅子同士の接触や転倒といった危険と隣り合わせのレースに挑むため、万が一の怪我や緊急事態に備えての医療サポートはとても重要です。また、ここ数年はコロナ禍での開催ということで感染対策も重要となっています。当院は今後も選手の皆さんが安心・安全にレースへと臨めるよう、医療面からサポートしてまいります。
(経営支援課 羽田野)