令和3年11月21日(日)、第40回記念大分国際車いすマラソン大会が開催されました。
当院からは医療サポートとして、リハビリテーション科統括部長の黒木洋美医師が大会医療統括責任者を務め、医務担当として中村理事長と豊永藍子看護師(看護部主任)が、大分市営陸上競技場内に設置されたテント内で選手たちの救護に当たりました。
また、大会前日に行われた開会式において、第1回大会から連続出場した選手や大会を支え続けた団体に贈られる「40回永続功労賞」を受賞し表彰を受けました。
大分国際車いすマラソン大会は、当院創設者でもある中村裕博士からの「世界初の車いす単独のマラソン大会を」という提唱により1981年にスタートしました。これまでに78の国と地域から延べ約1万1600人が参加しています。
40回の記念大会となる今大会では、海外招待選手4人を含めて131人がマラソンとハーフマラソンの2部に分かれて競い合いました。マラソンの部では、マルセル・フグ選手(スイス)が世界記録を22年ぶりに更新し、1時間17分47秒で大会3連覇9度目の優勝を飾りました。新型コロナの影響で制限の多い大会となりましたが、多くの市民が沿道から選手たちに大きな拍手送り大会を盛り上げていました。
当院はこれからも夢に向かって挑戦するパラアスリートたちをサポートし応援してまいります。

大分市営陸上競技場内にて
左から黒木医師、中村理事長、豊永看護師

40回永続功労賞記念品
(総務部 羽田野)