2021年11月21日(日)、第40回記念大会となる大分国際車いすマラソン大会(
https://kurumaisu-marathon.com/)が開催されます。
当院は毎回、出場選手のケガや緊急事態に備えるために、医師や看護師を派遣しています。今年はリハビリテーション科統括部長の黒木洋美医師が大会医療統括責任者に就任しており、また医務担当として中村理事長と豊永藍子看護師(看護部主任)が、大分市営陸上競技場内に設置されるテント内で選手の救護に当たります。
第40回記念大分国際車いすマラソン大会は昨年開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催が1年延期となり、昨年は国内選手限定の「大分車いすマラソン2020」が代替大会として実施されました。海外選手を招いた国際レースとしては2年ぶりの開催となります。今大会は安全面への配慮からコースが大幅に見直され、道幅が狭く入り組んだコースをなくし、直線の周回コースに変更されているようです。元々高低差の少ない高速コースということもあり、さらなる好タイムが期待されます。
好タイムが期待される一方で、選手たちは車椅子同士の接触や転倒といった危険と背中合わせの状態でレースに挑んでいます。万が一のケガや緊急事態に備えての医療サポートはとても重要です。また、コロナ禍の中での開催ということもあり、感染対策も重要となってきます。当院は今大会も選手の皆さんが安心・安全にレースへと臨めるよう、医療面からサポートしてまいります。
また、今大会は沿道からの応援も可能なので、観戦者同士の距離を取りつつ、レースに挑む選手たちを大きな拍手で応援しましょう!なお、レースの様子は21日(日)9:55よりBS-TBS、OBSテレビ・ラジオでも完全生中継されますので、こちらもお見逃しなく!