
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナ肺炎が世界中で流行し、「人生は何がおこるかわからない」を改めて痛感した年でした。一年前にだれが、年中マスクをして過ごし、子供の卒業式や、入学式は中止、会食は4人以下、不要不急の県外への移動は自粛、東京オリンピック・パラリンピックは延期、甲子園は春夏中止、学会はオンライン、忘年会新年会なしを想像したでしょう?
そして、今も、世界各地でたくさんの方が新型コロナ肺炎で亡くなり、病に苦しみ、家族は悲しみにくれ、生活が困窮しています。
ひるがえって、「どうして、何も悪いことをしていない、私や、私の家族や、あるいは私の友人が、不条理に大病を患ったり、理不尽に怪我をしたり、想像だにしなかった障害を有するの?」といった健康面での「人生思い通リにはいかない」ことが医療の対象になると思います。
そこを踏まえて、「いつまでも落ち込んではいられない。問題を解決していかねばならない」と願う人々に、少しでも、支援の手を差し伸べればというのが、当院の使命かと思います。
新しい大分中村病院は旧大分西鉄グランドホテル跡地に、今春着工し、「救急医療とリハビリテーションを二本の柱に、地域包括ケアのハブ機能を担う」を理念に2023年中の完成を目指します。
引き続き、困っている人々を助けていく病院であり続けます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。