社会医療法人恵愛会 大分中村病院

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2020年 年頭所感

大分中村病院 理事長 中村 太郎

新年あけましておめでとうございます。
昨年もいろいろなことがありましたが、やはり20年ぶりに病院長の交代があり、七森和久先生が院長に就任され、時を同じくして平成から令和の時代に変わったことが一番大きかったと思います。
そして今年は2020東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。1964年の東京パラリンピック開催に父親 中村裕が尽力し、その翌年に太陽の家(1965年)、さらにその翌年(1966年)に大分中村病院が創設されました。2020年、世界で初めての二度目のオリンピック・パラリンピック開催にあたり、医療統括責任者として運営に携わることができ、加えて当院より医師2名、看護師2名、理学療法士1名がメディカルスタッフとして大会に加わることができたことを、父親も喜んでくれていると思います。とはいえ、当院にとって最重要課題は新病院建設です。七森院長とともに新病院建設に歩みを進めていきます。
中学生の頃に聞いていた矢沢永吉が70歳、松任谷由実が66歳、私も自分でも、信じれられませんが、今年60歳(還暦)です。ですが尾崎豊の「僕が僕であるために」の歌詞にあるよう「この街で僕はずっと生きていかなければ」の心境です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

大分中村病院 院長 七森 和久

新年あけましておめでとうございます。
昨年4月より、「院長」という大役を仰せつかり、約9か月間、無我夢中で駆け抜けて参りました。一つの総合病院を束ねていく「病院長」という役目が、これほどに大変で、重責で、やらなければならないことがこんなに多岐に渡っていて、しかも山積みだということを初めて知りました。この重責を20年近くも担ってきた中村理事長に、改めて敬意を表します。病院としては、職員の皆さん方の努力もあり、改善に向けて着実に一歩ずつ前へ進んでいます。
昨年は、5月に元号が「平成」から「令和」に変わり、9月にはアジア初のラグビーワールドカップが日本で開催、10月には消費税増税など目まぐるしい一年となりました。当院でも4月の院長就任に始まり、訪問リハビリテーションの開始、病棟再編、消化器センター開設など、職員一丸となって様々なことにチャレンジした年でした。
今年は東京オリンピック・パラリンピックの年であり、2020年度診療報酬改定の年でもあります。また当院としては新病院建設に向けて一歩踏み出す大事な年となります。新たな気持ちで良質な医療を地域の皆さんに提供できるよう、職員一同、全力を尽くしていきたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。