11月17日(日)、別府市のビーコンプラザで「第37回大分県病院学会」が開催されました。テーマは「忠恕(ちゅうじょ)を以て之を貫く~すべての人に思いやりと誠意をもって~」。当院からは座長、発表者を含む80名が参加しました。
午前中の特別講演では、東京医科歯科大学大学院教授の河原和夫先生による「今後の医療政策について」の講演、続いて東京都病院協会会長・全日本病院協会常務理事の猪口正孝先生による「最近の災害医療と病院のBCP」の講演がありました。両講演とも興味深い内容で大変勉強になりました。
午後からはビーコンプラザの全施設を活用した分科会が開催されました。各会場では、日頃の研究成果や取り組みの報告など、様々な発表と質疑応答が行われました。ポスターセッションの会場には、多くの参加者が訪れていて関心の高さが伺えました。当院からは1名が座長を務めたほか、9名が発表を行いました。どの発表も自信に満ちた素晴らしい出来栄えで、緊張も見られましたが参加者からの質疑応答にもしっかりと答えていました。当院では今後も多くの学会・研修会等に積極的に参加し、より良い病院づくりに努めてまいります。

座長 池永 健太(訪問リハビリテーション課主任 作業療法士)

「施設基準管理委員会を設置して」藤岡 浩二(事務局長)

「病棟新人教育の取組~指導者への支援を通して~」西田 由希代(主任看護師)

「リーダーシップ発揮に向けた業務の可視化」幡 美樹(主任看護師)

「障がい者の積極的な雇用促進について~「共生社会」の実現に向けて~」山中 祐子(総務課長)

「女性下部尿路症状に対する骨盤底筋体操教室の導入~当院における取り組みについて~」阿部 美香(理学療法士)

「リハビリ中のリスク軽減にKYTが奏功した取り組み」大西 直斗(理学療法士)

「3MSTは心疾患患者に対する評価法として有用」黒田 厚(理学療法士)

「地域包括ケア病棟の生活機能改善に関する調査~運動器疾患患者に着目して~」坂本恵瑠菜(理学療法士)

「地域包括ケア病棟から自宅復帰できなかった患者の特徴」羽田野 こはる(作業療法士)
(総務部 羽田野)