社会医療法人恵愛会 大分中村病院

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第5回大分中村病院地域連携懇談会開催

当院では、地域の医療機関の皆さまに日頃の感謝の気持ちをお伝えし「顔の見える連携」を構築したいと、「地域連携懇談会」を毎年開催しています。
5回目となる今回は、10月10日(木)午後7時からホテル日航大分オアシスタワーホテルで開催し、大分市内外の医療機関から医師を中心とした45施設84名の方にご出席いただきました。当院からは、中村理事長や七森院長をはじめ、各診療科部長を中心に38名の医師・看護師・コメディカルが参加し、合計122名の会となりました。
第一部では中村理事長による開会挨拶の後、院長就任挨拶を七森院長が行い、続いて当院の取り組み紹介として当院副院長・脊椎外科部長の田北親寛医師が「高齢化社会に向けた脊椎外科医の役割と治療戦略」をテーマに講演を行いました。
講演では、当院の脊椎外科での取り組みとして、即効性のある保存療法を積極的に行い、手術は身体に負担の少ない低侵襲な方法を考えていること、また脊椎疾患によって入院された患者さんが適切なADLの回復を得て円滑に退院を迎えられるように取り組んでいること、骨粗鬆症の二次骨折予防の充実させることの3点を挙げ、それぞれの取り組みについて画像や手術動画などを交えて詳しく紹介しました。
また第二部の懇親会では、府内耳鼻咽喉科の植山茂宏院長による乾杯ご発生の後、参加者の皆さんに食事と歓談を楽しんで頂きました。
参加された先生方からは、「多様な整形外科疾患の治療に取り組んでいる事が分かり勉強になった」「専門外の領域なので大変興味深かった」「具体的症例を聞けて良かった」など、次回開催へつながる忌憚ないご意見が多く寄せられました。
当院では、地域のクリニックなどとの連携を深めるため、今後も地域連携懇談会を開催して参ります。

開会挨拶 理事長 中村太郎

院長就任挨拶 院長 七森和久

講演 副院長・脊椎外科部長
田北親寛

(総務部 羽田野)