この度、臨床検査技師の原 亜紗美さんが、「日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士」の資格を取得しましたのでお知らせ致します。
心臓リハビリテーション指導士は、心疾患を持つ患者さんに対してリハビリテーションを行い、疾患の治療と再発予防、QOL向上に貢献する専門資格になります。
今回資格を取得した原さんは、7月14日(日)、15日(月)に大阪国際会議場で開催された「第20回日本心臓リハビリテーション学会認定・心臓リハビリテーション指導士講習会」に参加。講習会では2日間にわたって、運動生理学や運動心臓病学の講義を受講したほか、実際に急性期や回復期の運動処方などの実習も行われました。2日目最後に実施された認定試験を見事突破し、心臓リハビリテーション指導士の資格を取得しました。
原さんは「試験勉強と2日間の研修でたくさんのことを学ぶことが出来ました。これからさらに知識を深め、患者さん一人ひとりに応じた心臓リハビリが提供できるよう努めて参ります」と抱負を語ってくれました。
当院では、循環器内科部長の中石徹医師のほか臨床検査技師の甲斐まさみさんと理学療法士の黒田厚さん、佐藤雄太さんが同資格を有しています。また、毎月2回行われる心臓リハビリテーションカンファレンスでは、患者さんの情報を共有し、よりよい心臓リハビリを提供できるよう積極的に活動を行っております。
心臓病によって日常生活や運動に支障を感じられており、心臓リハビリテーションを希望される患者さんがいらっしゃいましたら、お気軽に当院の循環器内科外来を受診されてご相談下さい。
(経営戦略部 羽田野)