令和元年5月18日(土)当院6階研修室にて、がんサロン『太陽のカフェ フィーカ』が開催され、患者さんやご家族、スタッフなど20名程が参加しました。
当院がんサロンの名称『フィーカ(Fika)』は、気心の知れた仲間や家族、そして親しい友人らとともに自由なスタイルでお茶、コーヒーなどを楽しみながらおしゃべりする「くつろぎの時間」のことで、北欧において最も大切にされている時間や場所を意味しています。
まず始めに、作業療法士の丸山さんによるリハビリ体操で体をほぐした後、ミニレクチャーとして、言語聴覚士の竹内さんが『知っておきたい!飲み込みとお口のケア』をテーマに講演しました。
講演では、はじめに嚥下障害について説明があり、誤嚥性肺炎発症のリスク因子や歯周病が及ぼす疾患、口腔ケアの必要性についてお話がありました。また、物を噛むことによって脳が刺激されるため、歯も入れ歯もない人は歯がある人に比べて認知症のリスクが高まります。入れ歯でも大丈夫なのでよく噛んで飲み込むようにしましょうと参加者に呼びかけました。
このあとのフリートークでは、参加者全員が車座になって、自己紹介や病気になって感じたこと、最近あったことなどを話しました。また音楽鑑賞では、ピアニストの足立栄さんと石飛裕和医師による生演奏に合わせて参加者の方が、「竹田の子守唄」と中孝介の「花」の2曲を歌い上げました。
参加された方からは「フリートークや音楽が良かった」「和気あいあいとしていて良かった」など、とても好評でした。
次回サロンの開催は、7月20日(土)、午後1時から3時を予定しています。テーマは「感染しやすい時期における過ごし方」です。当院の患者さん以外でも参加できますのでお気軽にお問合せください。
≪問い合わせ先≫
大分中村病院 担当:神田友子 097-536-5050(内線502)

リハビリ体操

ミニレクチャー

フリートーク

音楽鑑賞
(経営戦略部 羽田野)