社会医療法人恵愛会 大分中村病院

文字サイズ

新入職員研修を実施しました

4月23日(火)、研修医や看護師、セラピスト、事務など4月に入職した新入職員23名を対象に、太陽の家などを見学する新入職員研修を実施しました。この研修は、新入職員同士の交流を図ることを目的に毎年開催しております。
大分中村病院を出発して一行が先ず向かったのは、別府市亀川にある太陽の家です。「No Charity ,but a Chance(保護より機会を)」の理念のもと、太陽の家が活動してきたこれまでの歴史が紹介され、障がい者と健常者が共に地域で働き生活している様子を見学しました。
次に日出町にある別府湾ロイヤルホテルにて、昼食を兼ねた「テーブルマナー講座」を行いました。講師の河野先生からは「テーブルマナーは周りの人たちを不快にすることなく楽しく食事をするための最低限のルール」など、テーブルマナーに関するお話を楽しく食事をしながら聞くことができました。また昼食後は、テーマの書かれたカードを使った自己紹介をした後、4つのグループに分かれてグループワークを行いました。
職種が違う職員同士の交流を図ることを目的としたグループワークでしたが、最初はなかなか打ち解けることが出来なかったグループも時間の経過とともにお互いに話し合いながら真剣に課題に取り組む姿を見ることが出来ました。
午後は、日出町にある「ソニー太陽」を見学しました。ここでは、マイクやヘッドホンなどが日々製造され、世界に向け出荷されています。現在就業しているのは約170名で、そのうちの約6割が障がいのある方だということです。新入職員たちは、ここで製造された1台20万円以上するというヘッドホンを装着させてもらい、迫力のある音を感じながら、ソニー太陽の技術力の高さに感動しているようでした。
参加した新入職員に今回の研修の感想を聞いてみると、「テーブルマナーは今まで学ぶ機会がなかったので良い経験となった。今後はビジネスマナーも必要となるので、恥ずかしくない行動が取れるようにこれからも学びたい」「今まで他職種の方と交流がなかったので、チーム医療の向上のためにも、これからは積極的に交流を図りたい」と答えてくれました。
今回の研修を活かして、新入職員の皆さんが大きく羽ばたいてくれることを楽しみにしています。

太陽の家にある中村裕像前で集合写真

テーブルマナー研修の様子

ソニー太陽で製造されたヘッドホンで視聴

(総務部)