10月26、27日に一般社団法人藤元メディカルシステム 藤元総合病院が主管病院を務めた「VHJ研究会 第29回職員交流研修会」が宮崎市内にて開催され、当院からは副理事長や看護部長を含む10名の職員が参加しました。
「Design the future」をテーマに開催された本会では、初日に特別講演と懇親会が行われ、年々増加する社会保障費や超高齢化社会の到来における人手不足など多くの課題を抱える中で、IOTやAIの活用による社会の変化についての講演と経営人材養成の在り方についての講演が行われました。当院でも課題としているIT化や人材育成に関する講演を拝聴する中で、当院で課題している事が地域の医療、ひいては日本の医療界にとっても課題であると認識することが出来ました。
翌日は各専門に分かれての分科会が行われ、「経営戦略」 「看護管理」 「医療安全」 「地域医療」 「リハビリテーション」 「診療放射線」と6つの分科会うち、当院は診療放射線を除く5つの分科会に参加しました。「経営戦略」の分科会では、VHJ研究会の麻生泰会長(株式会社麻生 代表取締役会長)による「3Sの強化で明るい病院づくり」を始め3つの特別講演が行われました。近年、顧客満足度(CS)向上の重要性が再認識されているところではありますが、顧客満足度向上には顧客と直接接する従業員の満足度(ES)が必要不可欠である事を再認識させられました。
当院はこれまで以上に患者さんにも従業員にもよりそう病院となれるように、CSとESの向上に力を入れて、地域医療の発展のため、地域によりそう医療を展開して行きます。
(経営戦略部 平松)