東京パラリンピックまであと2年となりました。東京ではカウントダウンイベントなどが開催される中、インドネシアでは10月6日(土)~13日(土)までの8日間、「インドネシア2018アジアパラ競技大会」が開催されます。このアジアパラ競技大会に、当院から救急看護認定看護師の藤尾素子看護師が医療班として参加します。藤尾看護師は9月28日(金)、大分県庁の正庁ホールで行われた大分県関係選手壮行会に出席後、開催地のジャカルタへ飛び立ちました。
アジアパラ競技大会は、アジアパラリンピック委員会が主催する、アジア地域における障害者スポーツの総合競技大会です。当院創設者でもある中村裕博士の提唱により、1975年に別府市で開催された第1回極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会(フェスピック)は、その後複数年毎にアジア各地で開催され、2010年からは、アジア地域のパラリンピック競技力の向上を図る「アジアパラ競技大会」として開催されています。
今大会は41の国と地域から約4000名が参加予定で、日本からは陸上競技、アーチェリー、水泳、パワーリフティング、車いすバスケットボールなど17競技に約300名の選手が出場する予定です。
藤尾看護師は「2006年にクアラルンプールで開催されたフェスピックにも医療班として参加させて頂きました。その時は経験も浅い中で選手たちをきちんとバックアップできたか不安が残りましたが、今回は今まで培った知識やスキルを活かし身体的サポートはもちろんですがメンタル的なサポートにも努めていきたいと考えています」と抱負を語ってくれました。選手たちが競技に集中して良い結果を生み出せるよう、藤尾看護師が医療面からしっかりサポートします。

出発前の挨拶にきた藤尾看護師(中央)
(左)中村理事長、(右)岐部看護部長
(経営戦略部 羽田野)