がん患者さんとご家族を支援するチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018大分」(日本対がん協会など主催)が9月8日(土)から9日(日)にかけて、大分スポーツ公園の大芝生広場で行われました。
大分中村病院からは、医師、看護師、薬剤師、コメディカル、事務員など、延べ約100人のスタッフが参加しました。今年は2日間通して悪天候に苛まれ、明け方になって一段と強くなった雨足とその後の予報により、リレーウォークも2日目の朝7時半に中断となってしまいました。しかし、参加者皆さんは雨にも負けず「チーム・フィーカ」の旗を掲げ、周回コース(410メートル)を約21時間、交代しながらリレーをつないでいきました。当院がんサロン「太陽のカフェフィーカ」の参加者で作ったルミナリエも、残念ながら雨で明かりが灯ることがありませんでしたが、日が明るいうちのリレーウォークでは一つひとつ描かれた言葉や絵を見ることができ、歩く人たちの励みになったようでした。
会場に設置された大分中村病院のテントには、クラフトアートやアロマテラピーの体験、鍼灸師によるお灸コーナーを設置し、参加者のみなさんと一緒に楽しめる癒しの空間を作り上げました。また、特設テントでは「がん啓発セミナー」が実施され、小・中学生対象のがん教育「がんってなぁに?」と「大腸がん」の講演を当院外科部長の麓医師が、「胃がん」の講演を錦医師が担当しました。その他にも、大分県糖尿病療養指導士会の「血糖値無料測定コーナー」や本部の救護テントでも当院の看護師がスタッフとして参加していました。
準備に関わったスタッフの皆さん、参加した皆さん、雨の中本当にお疲れさまでした!
大分中村病院ではこうしたイベントへの参加などを通じて、がん患者さんやご家族の支えになれるよう、チームスタッフ一丸となり今後も取り組んで参ります。

チーム・フィーカのテント

まずは1周目!

アロマテラピー体験コーナー

お灸コーナー

小・中学生対象のがん教育

雨にも負けず!

夜間もたすきをつなぎます!

雨で冷えた体が温まる~
(経営戦略部 羽田野)