4月5日(木)、研修医・コメディカル・事務職員の新入職員19名を対象に、太陽の家などを見学する新入職員研修を実施しました。この研修は、新入職員同士の交流を図ることを目的に毎年開催しています。
午前中はソニー・太陽株式会社(日出町)を見学しました。ここでは、ヘッドホンやマイクなどが日々製造され、世界に向けて出荷されています。現在就業している方の約6割が、障がいのある方だそうで、見学した新入職員は、自分の仕事に誇りを持って働いている姿に感銘を受けていました。
次に訪れたホテル&リゾーツ別府湾では、昼食を兼ねた「テーブルマナー講座」を実施しました。基本的なテーブルマナーを教わりながらの昼食でしたが、慣れないテーブルマナーに緊張しながらも楽しく過ごしていました。
昼食後、自己紹介を兼ねたグループワークを行いました。職種が違う職員同士の交流を図ることを目的としたグループワークでしたが、リーダーを中心に様々な問題やテーマについて話し合いながら交流を深めていました。
午後からは、太陽の家(別府市亀川)へ見学に行きました。「No Charity but a Chance! (保護より機会を)」の理念のもと、太陽の家が活動してきた歴史が紹介され、健常者と障がい者が共に地域で働き生活している様子を見学しました。今年の夏には故中村裕博士のスペシャルドラマが放映される事なども紹介され、新入職員らはそれらの話を興味深く聞いていました。
参加した新入職員に今回の研修の感想を聞くと、「太陽の家の見学やテーブルマナーの実習など貴重な経験ができました。これからは病院の一員として患者さんに寄り添い、社会に貢献できるように頑張ります!」「多職種の同期とも情報交換ができたので良かったです」と笑顔で答えてくれました。今回の研修を活かして新入職員の皆さんが一日でも早く職場に慣れ、戦力になってくれることを楽しみにしています。

太陽の家での集合写真

グループワークの様子
(総務課)