社会医療法人恵愛会 大分中村病院

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第97回大分中村病院職員講習会「当院におけるヒヤリハットの分析と対策」

3月14日(水)当院6階研修室において、第97回大分中村病院 職員講習会(平成29年度 第2回安全管理講習会)「当院におけるヒヤリハットの分析と対策」を開催しました。講習会では各部署の代表者が発生したヒヤリハット事例について、その時の発生状況と対応、事例の分析結果と今後の対策等を報告しました。
院内で起こるヒヤリハット事例は医療事故予備軍とも言えるものです。あらゆる業種において「安全管理」の面でよく使われる「ハインリッヒの法則」では、「1件の重大災害(死亡・重症)が発生する背景に、29件の軽傷事故と300件のヒヤリハットがある」と言われています。このことからも、重大な医療事故は決して偶発的な産物ではなく、日々の小さなリスクの芽を軽んじていた結果だということが分かります。医療事故を未然に防ぐためにも、院内で起こる様々なヒヤリハット事例を、部署の別に関係なく全職員が知り、経験や知識、危機感を共有することが重要となります。
当院では「ヒヤリハットの分析と対策」と題したこの職員講習会を今後も継続していくことで、さらなる医療安全の確立を目指します。

(広報企画 羽田野)