高気圧酸素治療室(第1種治療装置)

高気圧酸素治療は、高い圧力(2気圧以上)の中で高濃度の酸素を吸入することで、体の低酸素状態を強力に改善する特殊な酸素療法です。適応疾患は低酸素血症を伴う外科的疾患、内科的疾患に適用されます。治療はほとんど痛みを伴わず非襲侵的に行われ、80分の治療中はテレビやビデオ等を見ながらリラックスした雰囲気で受けられます。治療の特殊性から救急患者さまには24時間体制で対応しています。また、重症の患者さまにもME機器を用いて安全に施行しています。

心臓血管造影装置

心臓カテーテル検査とは狭心症や心筋梗塞等の冠動脈虚血性疾患の患者さんの検査、あるいはPTCR(血栓溶解療法)・PTCA(血管拡張術)・STENT留置術などの治療を行います。この検査には心臓血管造影装置を使い、心臓のような絶えず動いている臓器の血管像を、動きによるブレのない鮮明な画像として得ることが出来ます。

8×8FPD搭載 血管撮影システム
Trinias F8 Mix package
株式会社 島津製作所

32スライスCT(コンピューター断層撮影装置)

CTとはComputed Tomographyの略で、日本語ではコンピューター断層撮影と言います。細い線束のX線を人体に照射し、体内を透過したX線量をコンピューター処理することで、人体を輪切り表示にした画像が得られる検査です。当院のCTは従来のものより約10倍の検査スピードで患者さまの負担を軽減し、より快適な検査が可能となります。また、心臓血管に異常のある方などには、病理をより高い精度で発見できるようになり、従来カテーテルで心臓血管を確認していたものを、CTで確認する事ができるようになるため、患者さまの心身のご負担を和らげます。

32CHボリュームCT
Light Speed VCT Selectシステム
GE横河メディカルシステム株式会社

MRI(磁気共鳴断層診断撮影装置)

MRとは磁気共鳴断層診断撮影装置(Magnetic Resonanse)の略で、強い磁石と電波(高周波)によって人体を撮影します。原理的には、人体にある水素原子(プロトン)の共鳴を利用しています。この共鳴から発生する微弱な電波を受信して、コンピューターにより画像化を行います。このような原理から、MRには他の医療画像にはない幾つかの特長があります。
1.X線を使う一般撮影やCTのようなX線被爆がありません。
2.体中のどの部位でも、任意の断面が撮影できます。
3.他の医療画像と比較してコントラスト分解能に優れているため、血管の描出や病変の発見が容易です。
4.最近では血流の観察や分子レベルの拡散情報の画像化など、形態的観察に加え機能的観察が行えるようになりました。
当院のMRI室では、2000年7月よりGE横河社製 Sigana MR/I 1.5Tを導入して、これらの特長を生かした有用な画像診療情報を提供しています。

MR/i
磁気共鳴断層診断撮影装置
GE横河メディカルシステム社
SignaMR/I Hispeed1.5T

生化学検査

生化学検査では、患者さまより採血された血液を中心に、尿やその他のものを検体として自動分析器(日本電子BM9130)を用い、各種の検査を行なっています。生化学検査用に採血された血液は、遠心分離器にて血清と血球成分に分け、その血清を使用します。
検査項目は(TP、ALB、T−BIL、D−BIL、LDH、AST、ALT、CHE、Fe、γ−GTP、ALP、TG、T−CHO、HDL−C、BUN、CRE、UA、CK、AMY、CK−MB、Ca、LD−C、IP、Mg、CRP、UIBC、BS、Na、K、CL、フェリチン、β2−MG、VPA)の33種類です。
上記の検査は24時間体制で結果報告を可能にしています。また検査セットを組んでおり検査部では、診療科によるセット(内科・外科・脳外等)や各機能検査セット(肝臓・腎臓・心臓等)を医師の依頼に応じてスムーズにデータを報告しています。

自動分析装置
Bio Majesty JCA-BM9130
(日本電子)


免疫測定装置
cobas 6000 <e 601>
(ロシュ・ダイアグノスティックス)

超音波検査(エコー)

超音波検査は、高い周波数を発生させる探触子を体の表面に押し当て体内での音波のはね返りを利用して各種臓器の状態を調べる検査です。
この超音波は無害で痛みも無く短時間ベッドに横になるだけで検査が可能です。
検査内容として、心臓・乳腺・甲状腺・腹部臓器(肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓等)・前立腺・筋肉・関節・各種血管等、幅広い検査を実施しています。
検査の際には、患者さまに息を大きく吸って止めて頂くことを繰り返したり、体の向きをかえていただくこともありますのでご協力をお願いしています。

心臓超音波検査(心エコー)

心臓超音波検査(心エコー)とは、人の耳には聞こえないほどの高周波数の超音波を心臓に発信し、返ってくるエコー(反射波)を受診して心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。X線撮影やRI検査のように放射線による被曝の心配がないので、妊娠している方や乳幼児でも安心して検査を受けることができます。
この検査の目的は、心臓の形の異常を発見する形態的診断と心臓の働きを見る機能的診断になります。


超音波診断装置
LOGIQ S8
(GEヘルスケア・ジャパン)


超音波診断装置
Vivid E9
(GEヘルスケア・ジャパン)

RI検査

RI室では放射線を放出するラジオアイソトープ(RI)を含んだ薬を使って、体外から高感度のカメラで撮影して体内の状態を調べます。このRI検査は腫瘍・梗塞・炎症・骨折等の診断に役立っています。実際の検査では、患者さまにガンマ線という放射線を放出する少量の薬を静脈から注射し、検査用のベッドの上で静かに横になっている間に、シンチレーションカメラで体の中の様子を画像にします。さらに集めた情報をコンピューターで解析して、脳や心臓等の機能状態を調べることも出来ます。RI検査では、体に影響の少ないガンマ線を用いられます。しかも極めて微量を注射しますので、日常の検査薬として問題なく使用されています。

シンチレーションカメラ
Millennium MGシステム
GE横河メディカルシステム株式会社

DSA(Digital Subtraction Angiography)血管撮影装置

この装置では、頭部・頚部・腹部等、全身の血管を検査することができます。X線信号をデジタル化し、造影剤注入前の画像と注入後の画像を差し引きすることによって、造影剤が注入された血管のみが鮮明に描出され、少ない造影剤で検査ができリアルタイムで撮影像が見られます。また近年では検査に加え脳動脈瘤・脳動静脈奇形・脳梗塞・肝腫瘍などの疾患に対する治療にも利用しています。
   
 
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