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糖尿病

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社会医療法人恵愛会 大分中村病院
大分市大手町3-2-43 〒870-0022
TEL:097-536-5050
http://www.nakamura-hosp.or.jp


 ■編集:制作室 ■文章作成:2006年6月1日

糖尿病とは

人間が生きていくためにはエネルギーが必要です。毎日の食事に含まれる糖質(ごはん、パン、果物など)は、唾液、膵液、腸液によって消化されブドウ糖となり、腸から吸収され血液中に入りエネルギーになります。 余分なブドウ糖はグリコーゲン、脂肪に変えられ貯蔵されますが、このようなブドウ糖の調節を行なっているのが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。 このインスリンの分泌が少なくなったり、作用が十分でなくなったりすると、血液中のブドウ糖(血糖)が多くなりすぎ、血糖値が高くなります。これが糖尿病です。



糖尿病の二つの型

1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)
膵臓から分泌されるインスリンがほとんど出なくなることにより起こる糖尿病で、生命維持の為にインスリン注射が必要になります。日本の糖尿病患者の約3%程度が1型といわれています。子供や若い人(やせている人)が急激に発病するケースが多く、のどが渇きやすい、尿量が増える、急激にやせるといった症状が出ます。

2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)
膵臓がインスリンを必要量作れなくなったり、インスリンが適切に働かなくなったりするタイプの糖尿病です。遺伝と関係があり、肥満・暴飲暴食・運動不足・ストレスなどが引き金になって起きることが多く、初期には自覚症状がありません。日本の糖尿病患者の約97%程度がこの2型です。基本治療は食事療法と運動療法、そして必要に応じ薬物療法が行われます。



合併症

高血糖の状態を放っておくと血液がドロドロになり、体の中の臓器や細胞に支障がおきてきます。特に細かい血管の集まっている眼や腎臓は障害を受けやすく、糖尿病特有の合併症が起きてきます。
3大合併症と呼ばれるものに「神経障害」「網膜症」「腎症」があり、それ以外にも「心筋梗塞」「狭心症」「脳卒中」「下肢閉塞性動脈硬化症」といった動脈硬化による病気を引き起こします。
糖尿病は初めのうちはほとんど症状がないため、知らない間に進行し、合併症が出現したことによって初めて気がつくこともあります。合併症が出るということは、すでに症状がかなり進行しているといっていいでしょう。



糖尿病を予防するには?

  1. 適正な体重を維持しましょう。
  2. バランスの良い食事を心がけましょう。甘い物・アルコール・脂肪分(特に動物性脂肪)を控え、食物繊維をたっぷり摂るようにしましょう。
  3. 「早食い」の習慣がある方は、一口で20〜30回噛むことを心がけましょう。
  4. 習慣的な運動を心がけましょう。1回30分以上の運動を週3回または1日1万歩の歩行などが目安です。

初期の糖尿病は自覚症状がないため、予防方法を参考に日常生活を健康に送るよう心がけ、1〜3ヶ月に1度程度の定期的な受診・検査をお勧めします。
また、当院は4月に糖尿病外来を開設しました。症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。



糖尿病チェック!

こんな症状に思い当たりませんか?あてはまる項目が何個あるかチェックしてみましょう。

□ ノドが乾くことが多い。
□ トイレに行く回数が多くなった。
□ なんとなく体がだるい。
□ むやみに食べたくなる。
□ よく目がかすむ。
□ 皮膚や陰部がかゆいことがある。
□ カゼをひきやすい。
□ 体重が減ってきた。
□ 家族(両親、兄弟、祖父母、叔父、叔母)に糖尿病患者がいる。
□ 標準体重より10%以上太っている。
0個
今のところは心配ありません。

1〜3個
糖尿病の危険があります。早めに医療機関での相談・検診を受けましょう。

4個以上
今すぐに病院で検査を受けた方が良いです。糖尿病は自覚症状が少ないのが怖いところです。病院で医師の指示を受けましょう。
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