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超音波エコーによる頚動脈検査

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社会医療法人恵愛会 大分中村病院
大分市大手町3-2-43 〒870-0022
TEL:097-536-5050
http://www.nakamura-hosp.or.jp


■文:脳神経外科 臨床検査室 ■編集:制作室 ■文章作成:2003年5月1日

超音波エコーによる頚動脈検査とは

超音波エコーによる頚動脈検査は、頚部に音波をあてて脳に血液を送っている頚動脈の状態を見るものです。
容易に動脈硬化の程度、動脈の狭窄や閉塞の有無などを判定することが可能です。 産婦人科の超音波による腹部のエコー検査と同様に、超音波プローベを頚部に当てるだけで簡単に検査でき、痛みはまったくなく、体には無害です。検査は外来検査室で行われ、約30分で終了し、結果はすぐに判定できます。


こんな方におすすめします

頚動脈に病変があれば、将来の脳梗塞の発生の原因となることがあります。
以前に、一過性の筋力低下や言語障害、意識消失、ひどいめまい、目の前が真っ暗になる、手足がしびれるなどの症状のあった人や、軽い脳梗塞の既往のある人などは頚動脈に病変がある可能性があり積極的に検査を受けられることを薦めます。
狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患をもっている患者さまでは、無症状でも頚動脈、脳内血管の動脈硬化性病変を認めることが多いと言われており、CT、MRI検査に加えて一度エコーでチェックしておくと良いとされています。


実際の症例

患者さまは左手の脱力を訴え来院されました。
超音波エコーによる頚動脈検査で内頚動脈の強度の狭窄が認められました。

脳神経外科では、外来ですでに1000例以上の患者さまにこの検査を施行し、狭窄の程度の強かった患者さまの19例の内頚動脈の形成術を施行し良好な結果を得ています。将来の脳梗塞を予防するためにも気軽に検査を受けることをおすすめします。
※脳血管撮影:脳血管に直接造影剤を流し、動脈の性状を調べる検査です。


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