大分中村病院
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大分中村病院 循環器内科
 

みなさん、循環器内科と聞いて「どんな病気を治療しているのだろう?」と思う方も多いのではないでしょうか。
このコーナーでは、みなさんの循環器内科に対するギモンにお答えします。

Q1.「循環器内科」では、どんな病気を診るのでしょうか?
Q2.循環器内科には主にどんな症状の方が受診しますか?
Q3.「胸や背中の痛み」ってどんな感じですか?
Q4.「動悸、息切れ」ってどんな感じですか?
Q5.循環器内科の検査について教えてください
Q6.「冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)」とは?
Q7.「冠動脈CT検査」とはどんな検査ですか?
Q8.循環器内科ではどんな治療を行っていますか?
Q9.心臓リハビリテーションについて教えてください

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Q1.「循環器内科」では、どんな病気を診るのでしょうか?

「循環器」とは、心臓と全身の臓器・組織を繋いでいる血管を指します。高血圧や心臓疾患、動脈硬化、コレステロールが高い方など、心臓や血圧・血管に異常のある方が、循環器内科の診察や治療の対象になります。
大分中村病院の循環器内科では、主に虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)・うっ血性心不全・高血圧・不整脈・脂質異常症・睡眠時無呼吸症候群、他には心臓弁膜症・心筋症・閉塞性動脈硬化症・静脈血栓症・肺血栓塞栓症などの心臓の病気や大動脈、肺動脈および末梢血管の病気を扱っています。また、睡眠時無呼吸症候群の診断と治療にも力を入れています。
医師の体制としては、常勤の循環器内科専門医4名と非常勤の専門医1名とで、外来は月〜土曜日まで午前中毎日、午後は火曜日以外毎日、初診・再診の診療を行っています。循環器救急については、24時間体制で対応しています。

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Q2.循環器内科には主にどんな症状の方が受診しますか?

◎胸や背中の痛み
◎動悸、息切れ
◎脈が速くなったり遅くなったりする
◎めまいやふらつきがある、意識がなくなる
◎手足や顔が腫れてきた・・・・などで受診される方が多く
◎健康診断で高血圧や心臓の雑音や心電図異常を指摘された
◎いびきがひどい、睡眠中の無呼吸を指摘された・・・・といった理由で受診される方も多いです。

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Q3.「胸や背中の痛み」ってどんな感じですか?

狭心症や心筋梗塞の場合、胸が締め付けられるような痛みや圧迫感があり、背中や肩、奥歯が痛む方もいます。狭心症の痛みは数分で軽減しますが、心筋梗塞の場合は強い痛みが長く続きます。

大分中村病院の循環器内科には「胸痛専門外来」があり、毎週金曜日の午前中が外来診察日となっています。

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Q4.「動悸、息切れ」ってどんな感じですか?

動悸とは、普段は意識しない自分の心臓の鼓動を、不快なものとして自分で意識してしまう状態です。脈拍が急に早くなったりばらばらになったり、時々脈が抜ける、という症状もあります。
息切れは血液中の酸素の欠乏によって起こるもので、健康な人でも山登りやジョギングなど激しい運動を続けた時に起こることがあります。病気による息切れは、歩いている時や家事を行っている時、階段を昇り降りする時など日常生活の動作途中に、呼吸が乱れ苦しくなることが特徴です。時には、安静にしていても息苦しさを感じることがあります。こうした息切れは、主に肺や心臓の病気などが原因で起こります。心臓の機能の低下が原因となっている場合には、横に寝るよりも立ったり座ったりする方が、症状が軽減する、という特徴があります。

日本人の死因の1/3は、心臓疾患や脳血管疾患などの血管系の病気が原因と言われています。「歩くと動悸や息切れがしたり、脈が飛ぶことがある」、「検診で心雑音を指摘された」という方は、一度検査をおすすめします。

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Q5.循環器内科の検査について教えてください

まず必要になる検査として、エックス線の一般撮影や心電図の検査があります。
次に、運動することで心臓に負担をかけ、その状態での心電図の変化をみる「負荷心電図検査」や、「心臓超音波検査(心エコー)」、24時間にわたって心電図を記録する「ホルター心電図」などもあります。
また、冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)は火・水曜日の午前中に行っています。冠動脈CT検査、心臓核医学検査も実施しています。睡眠時無呼吸症候群の診断のための睡眠時ポリソムグラフィー検査も随時行っています。

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Q6.「冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)」とは?

「冠動脈」とは、心臓の周囲を取り巻いている動脈のことで、心臓の筋肉に酸素や栄養を運んでいます。
冠動脈造影検査とは、狭心症や心筋梗塞等の冠動脈虚血性疾患の患者を対象とした検査で、足の付け根の鼠径部や、腕の肘や手首の部分の動脈または静脈から「カテーテル」と呼ばれる非常に細いチューブを心臓まで挿入し、造影剤で左右の冠動脈を造影して血管の状態を調べるものです。
この検査には心臓血管造影装置を使いますが、大分中村病院で使用している装置では1秒間に30フレームの高速収集をすることにより、心臓のように絶えず動いている臓器の血管像を、動きによるブレのない鮮明な画像として得ることが出来ます。体の中に器具を入れる侵襲的な検査ですので、心身に負担はかかりますが、対象となる疾患の検査としては有効なものです。なお、この検査を行うには、通常2〜3日の入院が必要となります。

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Q7.「冠動脈CT検査」とはどんな検査ですか?

CTとはComputed Tomographyの略で、日本語ではコンピューター断層撮影と言います。細い線束のX線を体に照射して撮影した体内の画像を、人体を輪切り表示にした立体的な画像で見ることができます。
冠動脈CT検査は、冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)と異なり、体に器具を入れないので非侵襲的な検査方法です。血管の狭窄の有無などスクリーニング検査に有用で、高脂血症や高血圧症の方から、胸の痛みのある方、狭心症・心電図異常などの所見の見られる方等、心臓血管に異常のある方に対し、異常の原因をより高い精度で発見できるようになります。 5

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Q8.循環器内科ではどんな治療を行っていますか?

@薬物治療
血管拡張剤、抗血小板剤、降圧剤、利尿剤、強心剤、抗不整脈剤などを用いて、心臓の状態や血圧・血管をコントロールするものです。医師に指示された用法・用量を守ることが大切です。

Aカテーテル治療(経皮的冠動脈形成術・経皮的冠動脈ステント留置術)
カテーテルによる治療とは、狭心症や心筋梗塞など、心臓の血管(冠動脈)が詰まったり、狭くなったりすることで起きる病気に対する治療法のひとつです。詰まったり狭くなったりした冠動脈を、血管の内側から先端に風船のついた管(バルーンカテーテル)を使って拡げる治療方法です。治療後に拡張した部分が再び狭くなるのを予防するために、ステントという小さな網目状の金属でできた筒を、血管の内側から押し拡げて留置する「ステント留置術」という治療法もあります。この治療法はカテーテル検査と同じく、手首の動脈や足の付け根から細いカテーテルを通して治療を行うので、患者さんの身体への負担が少ない治療です。

Bその他の治療
(四肢の)血管拡張術やペースメーカー植込み術、カテーテルアブレーション、下大静脈フィルター等があります。また、睡眠時無呼吸症候群の治療として、Nasal CPAP療法を実施しています。

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Q9.心臓リハビリテーションについて教えてください

@心臓リハビリテーションとは

心臓リハビリテーション(心リハ)とは、「弱った心臓を無理のない範囲で鍛えること」です。「無理のない範囲」は、人により異なります。「無理のない範囲」がどの程度なのか、医学的に測定し、運動処方(内容と量)を決めて取り組んでいただきます。
心リハの最終的な目標は、継続的に実施することで、発症・発病前と同じくらい元気になり、安心して健康的な生活を送っていただくことです。

以前は、心臓の悪い患者さんは安静にしてなるべく動かないよう指導されていました。しかし、運動しない生活を送っていると次第に全身の筋肉が衰え、ますます動けなくなってしまい、最後には寝たきりになってしまうケースもあります。そういう場合うつ病などを発症してしまうケースも珍しくありませんでした。病気をコントロールしていても、日常生活には復帰できず、再発におびえているのでは本当の意味で「健康になった」とは言えません。

A心臓リハビリテーションのプログラム

当院で心リハを行う場合には、心臓機能の低下している患者さんに対して医師や看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、臨床工学技士など多くの専門医療職がかかわって、患者さんの状態に応じて提案するオーダーメイドの長期的・包括的なリハビリプログラムとして行われます。
心リハのプログラムは主に@運動療法(運動プログラム、運動処方)、A患者さんへの教育(動脈硬化の是正、禁煙指導など)、Bカウンセリング(社会復帰、復職・心理相談)等で構成されています。運動療法は心リハの中心をなすもので、運動処方に従って有酸素運動や筋肉トレーニングを行うことにより、心臓自体の機能が高まります。それとともに運動耐容能が増加し、運動時の息上がりや疲労感が軽減され、生活の質が改善されます。

心リハを行う際には、併行して心臓の負担となる要素を取り除くことが大切で、動脈硬化危険因子の払拭や服薬・栄養指導、禁煙教育など、患者さんの生活習慣を改善していただくための教育も重要となってきます。
心リハは心理面でも好ましい影響を及ぼします。うつや不安等の心臓危険因子が減少することにより職場復帰率が改善し、心臓病の再発率や死亡率の減少につながることが証明されています。

B心リハにより得られる効果
*運動時の酸素の取り込みがよくなり楽に動けるようになる
*不安やうつから解放される
*心臓病の症状が軽くなる
*血圧や血糖値、コレステロール値などの生活習慣病が改善する
*血管が若返り、血液の循環がよくなる
*自律神経のバランスが良くなり血圧や脈拍が安定する
*血液がサラサラになる
*心臓病の再発率が減り、再入院や死亡率が減少する

C大分中村病院が取り組む心臓リハビリテーション
当院では平成27年4月1日より心臓リハビリテーションを開始しました。
日本心臓リハビリテーション学会により、心リハに携わる者が保持すべき知識および技能の到達レベルが認定されている「心臓リハビリテーション指導士」という資格がありますが、当院では中石徹医師(循環器内科部長)がこの資格を有しております。また、他の職員も良質で安全な心リハの提供ができるように、また、指導士資格の取得に向けて院内でも定期的に心リハ勉強会を開催しております。

8月からは、より精度の高い運動負荷試験を行い、より多くの方が運動療法を実施できるよう、負荷心電図処理装置等を導入しました。

心臓病によって日常生活や運動に支障を感じられており、心リハを希望される患者さんがいらっしゃいましたら、循環器内科外来にご相談下さい。

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